腰痛の人が必ず歪む場所

皆さんこんにちは!

吹田市片山町の整体院、うえむら整体院の上村です。

前回のブログで、首の歪みや骨盤•背骨が腰痛の原因になり得ない事をお話ししました。

※まだ読んでいない方はそちらからチェックして下さいね!

では骨格上の問題として、(本来、内臓位置や血流、ホルモンなど、いろんな問題が深く関わりますが、ここでは骨格上の問題に焦点を当てます。)どこがどうなっているのか?歪みが出ているのか?解説していきます。

歪みがなくても、歪みすぎても良くない

腰痛でお悩みのあなたにとって、歪みは全く関係のないものなのかと言われると、もちろんそんなことはありません。

歪みが強過ぎると身体がしんどくなることは、このブログを読んでいる腰痛持ちさんなら何となく経験上でわかりますよね?

※理想を言えば、1日の中で生じた歪みを、一晩で解消できればベストであり、当院のコンセプトでもあります。

そこで大切になるのは「歪み過ぎると良くないし、歪みがないのも負担になる」ということを理解することです。

全く歪みが出ない、歪みが出せないとなると、それはそれで身体の負荷をどこにも分散させることができなくて、しんどくなります。

ある程度の正しい、軸の通った姿勢があり、そこを中心として歪みを作りながら負荷を分散させるのです。

わかりやすい例で言うと、背骨の弯曲です。
背骨は地面に対して直角に、真っ直ぐ位置している訳ではなく、身体に対して前後にS字カーブを描きながら何度か曲がり、地面からの衝撃を緩衝しています。

歪みは必要

これは頭部への衝撃を和らげるためで、このS字カーブがないと頭部への衝撃を和らげることができず、疲れやすい、頭痛、めまい、不眠、ストレス増強など、様々な不調を生じます。

「ストレートネック」がわかりやすい例ですね。これと同じようなことが胸部から腰部に起きると「フラットバック」という特徴的な姿勢になります。

これらの姿勢、有名なところでストレートネックが様々な症状を作るのは、何となくわかりますよね。つまり、2足歩行で行動する人間にとって、ある程度は身体を歪ませないと、身体にとって負担になることもあるのです。

どこが最初に歪むのか?

ここで疑問なのは、あなたの身体のどこから歪みが生じているのか?ということです。

お話しした通り、首や腰はバランスを取るための補正によって歪むに過ぎず、さらに首や腰はそもそも歪みによって負担のかかりやすい場所でもあるので、結果的に肩こりや腰痛の症状を引き起こしやすくなります。

足部から歪む

ではその首や腰の歪みを作っているのはどこか?というと、それは地面に接している場所、つまり「足部」です。

なぜ足部なのかというと、足部の骨格に存在する、ある特徴的な構造の問題があるからです。(詳細については今後機会があればお話ししていきます。)

腰痛をお待ちの方は、ほとんどの方が脚が重たい、硬い、可動域が狭い、浮腫みがある、触ったら痛い、痺れがあるなど、様々な症状があると思います。

試しに内踝からスネの骨の後を上に登っていき、スネの中心らへんを押してみて下さい。めっちゃ痛いですよね?

これは後脛骨筋というふくらはぎの奥の筋肉で、同じ筋膜連鎖の中で腰部との繋がりがあります。そして、足部の硬さや歪みと深く関係しています。(筋・筋膜については今後詳しく解説します。)

つまり、足部の歪みが後脛骨筋を緊張させ、最終的に腰痛を始め、その他の脚の症状を作っているとも言えます。

もっと言うと、足部の歪みを補正するため膝、股関節、骨盤、背骨の順番でバランスを取るためにどんどん歪みを生じるのです。(最後に目線を水平に保つために首が歪みます)

次回は骨格の歪みの原因「足部の歪み」が起きる原因になる、これら筋・筋膜の話に移っていきます。

骨格の話について、具体的にどう歪むのか?という点は、人それぞれなので、気になる方は詳細を直接ご来院いただいた際にお話しします。

では次回もお楽しみに〜

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