腰痛の原因を見分ける方法
皆さんこんにちは!
吹田市片山町の整体院、うえむら整体院の上村です。
前回までで腰痛が起きる原因について探っていきました。
※初めから読み直す方は下のリンクからお読みください。
なぜこれだけ深掘りしなければならないのか?ということを、今日は解説します。
そこを知る事で、あなたの腰痛がなぜ起こっているのかが明確になり、解決までの近道を知る事ができます。
腰痛が起きる原因を分類
これまでのブログのおさらいですが、腰痛は以下のフェーズに分けられ、そのどれかの段階に原因があり、発症します。
[フェーズ1]
感情ストレス
[フェーズ2]
内臓ストレス
[フェーズ3]
筋筋膜の歪み
[フェーズ4]
骨格の歪み
簡単に言うと、このどこかのフェーズでなにかが生じ、腰痛が発生しているという事です。
場合によってはフェーズ4の骨格の歪みが、物理的ストレスによって生じているケースもあります。
例えば、
「無理な姿勢での継続的な作業」
「長時間の繰り返し動作」
などでかかる負担や、
「重たいものを持ち上げた際の急な負荷」
「尻餅転倒した際の負荷」
なども骨格に対する強い負荷となり、腰痛になることもあります。
しかし、フェーズ1の「感情ストレス」が問題であれば、例えば
感情ストレス(葛藤、不安)
↓
内臓ストレス(副腎疲労)
↓
腰痛
簡単に言うとこうなるわけですよね。
どのフェーズに何が起きているのか?というのが、重要ということです。
つまり、あなた自身は「繰り返し負荷により腰痛が起きている」と思っていても、もしかしたらフェーズ2の副腎疲労(内臓ストレス)が根本にはあるのかもしれない。ということです。
「腰痛の根本改善」ってなに?
ここで一つの疑問が浮かびます。
整体院で「根本改善」をうたう事はよく聞きますが、根本改善って結局どのフェーズになるのでしょうか?
最初に起こる事として、フェーズ1の感情ストレスの場合もありえますし、仕事の姿勢で起こる身体へのストレス(フェーズ3.4の骨格、筋筋膜)かもしれません。
要するに、根本改善を目指すなら、「〇〇療法」とか、「骨盤調整」「鍼灸治療」などをする事自体が重要なのではなく、「その人の本当の悩みや課題はなんなのか?」というところをしっかり探る事が重要ということになります。
つまり、感情ストレスで現れた腰痛に対して「筋膜はがし」のような事をやっても、すぐにまた腰痛は再発するでしょうし(一時的に良くなる事もあります。)ギックリ腰で動けない人に、「心理療法」のような事をしても、すぐには動けないのです。
皆さんからしたら当たり前のように聞こえるかもしれませんが、こんな事が巷の整体院、接骨院では普通に起きています。
その理由は、
①〇〇療法を売りたいから
②全てのフェーズを理解している人がほとんどいないから
といったところです。もちろんたまたま良くなれば儲けもんかもしれません。
繰り返しになりますが、重要な事はあなた自身の内側にあります。整体の先生の内側にあるのではありません。
それを踏まえて、人間関係を無理なく作れる先生と出会えればいいかもしれませんね!(もちろん上村はいつでもお待ちしておりますよ(´∀`*))
以上今日はこれくらいにしておきます!
来週からは症状・疾患別に腰痛を解説します!
お楽しみに〜